CBDの摂取方法

要約

  • CBD(またはカンナビジオール)はヘンプ植物に存在する中毒性のない成分です
  • CBDはカプセルやオイル、エディブル、トピカルなど多様な方法で摂取することができます
  • 最適な摂取量には個人差があるものの、英国食品基準庁によって定められる1日のCBDの最大摂取量は70mgです
  • CBDを初めて摂取される際は、少量から摂取し始め徐々に摂取量を増やしていき、あなたに合った最適な量を見つけることが大切です

近年日本でもCBDが幅広く認知されるようになり、インフルエンサーやアスリート、有名人の間で、CBDオイルが健康改善の鍵であるという認識が年々高まってきています。この記事ではCBDのあらゆる摂取方法をご説明します。

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CBDとは

カンナビジオール(CBD)はヘンプ植物(カンナビスサティバ)に含まれる無毒の成分です。THCと違ってあなたをいわゆる「ハイ」の状態にすることはなく、中毒性もありません。

CBDは、その幅広い用途と効果のため何千年もの間人々によって使用されてきました。そして近年、潜在的にあらゆる疾患に対処できる有効な成分として、改めて研究の対象として注目を浴びています。

カンナビノイドの種類

100を超える天然成分の1つであるCBDは、ヘンプ植物(カンナビスサティバ)内で2番目に多く含まれているカンナビノイドです。他にも多くのカンナビノイドがありますが、最も一般的なのはTHC、CBD、CBN、CBC、そしてCBGです。同じヘンプ植物に由来しているにもかかわらず、各カンナビノイドは体に非常に異なる影響をもたらします。

THC(テトラヒドロカンナビノール)はヘンプ植物に最も多く含まれるカンナビノイドですが、この成分はあなたをいわゆる「ハイ」の状態することが知られています。 THCの副作用なしにユーザーがCBDの効果を享受できるよう、大部分のCBDブランドが、製造プロセスの過程でTHCを除去しています。

CBDはどのように体内で機能するのか

CBDは、体のエンドカンナビノイドシステム(ECS)と相互作用します。これは、気分、食欲、睡眠、痛みなど、さまざまな認知および生理学的プロセスを調節している体内の機能です。

つまりエンドカンナビノイドシステムは、私たちの体内バランスを保ち、体全体が適切に機能する上で重要な役割を果たします。エンドカンナビノイドシステム内には、脳と中枢神経系のカンナビノイド受容体のネットワークがあります。 CBDやTHCなどの植物性カンナビノイド(ヘンプ植物に由来するカンナビノイド)は、神経伝達物質と同様にこれらの細胞に結合し、さまざまな精神的および身体的機能に作用します。例えばある研究では、CBDが神経を損傷から保護し、強力な抗炎症剤として作用することが示唆されました。またCBDがさまざまな疾患に有効であることを指摘する研究もあります。

エンドカンナビノイドシステムについてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

CBDの摂取方法

市場には非常に多くの種類のCBD製品が販売されていて、自分に合った製品を選ぶのは難しい...という方も多いのではないでしょうか?そんなあなたのために、CBDを日常生活に取り入れるための様々な方法をご紹介します。

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1. CBDオイル

CBD製品として最も広く認知されているのはCBDオイルです。舌下に垂らして摂取することで、迅速にCBDを血流に取り込むことが可能です。ここで重要なのは、摂取量に注意することです。スポイトを使用すると、簡単に必要以上のCBDを摂取してしまいがちです。オイルには異なる濃度があるので、CBDを服用する目的と摂取量のバランスを考え、最適な量を摂取するようにしてください。

例えば、睡眠の質を向上するために必要なCBDの量は、痛みを軽減するために必要なCBD量よりもはるかに少ないとされています。またそのCBD量自体にも個人差があります。そのため、まずは少量の摂取から始めて徐々に摂取量を増やしていき、あなたの特定の目的にあった「スウィートスポット」を見つけてください。

初心者の方に最適なオイルは、お手軽なお値段の5%CBDオイルです。最もコスパが良く、数滴で高い効果を感じてみたいという方は40%CBDオイルがおすすめです。

2. CBDバーム・スキンケア・トピカル

CBDを経口摂取すると、CBDが全身を巡ります。つまりCBDがあなたの体全体に影響を与えることを意味します。これは、不安、ストレス、睡眠の質の改善を目的としているユーザーには効果的です。しかし、痛みへの対処という観点では、関節痛であれ筋肉痛であれ、患部に集中的にCBDを行き届かせるのが最善です。

そんな時に最適なのが、肌に直接塗布するCBDバームやCBDスキンケア、CBDトピカル商品です。

さまざまな用途に合わせた商品が展開されており、あなたの悩みにぴったりな商品を見つけることができるでしょう。激しいスポーツをされる方には、メンソールとチリヒートの2種からお選びいただけるCBDマッスルバームが最もおすすめです。

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3. CBDリキッド

ベイプによるCBDの吸引はCBDを体内に吸収する最も効率的な方法です。経口摂取や局所への塗布などの投与経路と比べて、肺から摂取するとバイオアベイラビリティがずっと高くなるからです。

ベイプによる吸引は比較的新しいメソッドであり、業界はまだ成熟しているとは言えません。しかしタバコと比較した場合、ベイプはタバコに存在する有害物質をはるかに少なく生成することは広く認知されています。ベイプは喫煙者にとってリスクの低い代替品と見なされていますが、非喫煙者には推奨されていません。

4. CBDオイルカプセル

CBDカプセルはCBD投与量の管理が簡単で、多くの人が錠剤やカプセルの服用に慣れているため、初心者の方に最もおすすめです。カプセルでCBDを摂取することで、毎日の摂取量を容易にトラッキングすることができます。
人それぞれに異なるニーズがあり、CBDの強さにさまざまな方法で反応するため、少量の摂取から始めることが重要です。ただし、CBDが体に完全に消化されるまでに45分程かかることがあるので、すぐに効果が感じられないからといって摂取量を増やさないようご注意ください。

初心者の方には最初は10mgのカプセル一錠の服用をお勧めしています。ビーガンの方向けにビーガンカプセルもご用意しているので、是非チェックされてみてください(なお7月27日現在日本ではカプセルは未発売ですが、順次お取り扱いを開始予定です)

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5. CBDエディブル

CBDを普段の食生活にさりげなく付け加えたいという方へはどのような方法があるでしょうか? - CBDエディブル(食用品)の出番です。NaturecanではCBDが注入されたチョコレートやナッツバター、クッキー、ブラウニー、チョコレート、グミなど、幅広いCBDエディブルの数々を取り揃えています。CBDエディブルシリーズは、美味しく気軽にCBDを摂取したい方々にうってつけです。ただし気をつけなくてはならないのは、CBDエディブルに含有されるCBDは比較的少量であることが多いという点です。ある一定量のCBDを摂取されたい方は、その商品のCBD含有量を確認し、他のCBD製品の摂取とのバランスを取るようにしてください。

Naturecanの数多くのCBDエディブルシリーズの中で、圧倒的に人気があるのはCBDグミです。その美味しさに定評があるのはもちろんのこと、NaturecanのCBDグミには一粒一粒均一の量のCBDが注入されているので、カプセル同様CBDの摂取量のトラッキングが容易なのが魅力です。(7月27日時点でエディブルシリーズでは日本では未販売ですが、順次お取り扱いを開始予定です)

食べ物と一緒にCBDを摂取できますか?

答えはYes。食べ物と一緒にCBDを摂取すると、CBDのバイオアベイラビリティ(血流に入るCBDの量)の向上に期待ができます。前述の通り、CBDはクッキーやナッツバター、チョコレート、グミなど、さまざまな形態で摂取することができます。 またお好きな飲み物にCBDオイルを数滴垂らして摂取するのもおすすめの摂取方法です。

どのようにCBD製品を保管するべきですか?

CBD製品を保管する際は、過剰な光や空気、熱から製品を保護することが重要です。そうすることで、品質と効力を可能な限り長く保つことができます。

  • 光:直射日光や過度の光から遠ざけて保管してください。
  • 空気:過剰な酸素やその他の汚染物質を防ぐために、使用後は製品が完全に密閉されていることを確認してください。
  • 熱:ラジエーター、ストーブ、その他の電化製品などの熱源から離れて、CBD製品を室温以下(約20°C)で保管してください。冷蔵庫に保管しても問題ありません。CBDオイルは冷やすとオイルが結晶化することがありますが、お湯などで温めれば元に戻り、品質に影響はありません。長期保管の場合は、CBD製品を冷凍庫で保存することも可能です。

効果的な保存方法

  • 製品は元のパッケージを用いて保管してください。たとえば、CBDオイルは通常余分な光と空気を遮断するように特別に設計された気密性のある暗いガラス瓶で販売されています。
  • オイルやリキッド、バームCBD製品は直立させて保管してください。
  • 製品を汚染物質から保護するために、CBDオイルを服用する際は清潔なスポイトを使用してください。

CBD製品はどのくらいもちますか?

  • CBD製品は通常1年か2年後に消費期限を迎え、劣化し始めます。
  • CBD製品の消費期限は、品質、成分、抽出プロセス、包装、保管など、さまざまな要因によって異なります。
  • 変異した不快な臭いや味、色の変化は、製品の有効期限が切れていることを示している可能性があります。

CBDオイルは冷蔵保存できますか?

前述の通り、CBDオイルは冷蔵庫に保管しても安全です。低温ではオイルが結晶化する可能性がありますが、少し温めれば元に戻ります。また結晶化しても品質に影響はありません。

私の最適なCBD摂取量は?

最適な摂取量は、体重、身長、CBDを服用する理由など、様々な要因によって個人差があります。 CBDオイルを服用する際は、最初は1〜2滴服用の服用から開始して、体がどのように反応するかを確認することをお勧めします。

英国食品基準超によって定められる1日あたりのCBDの最大摂取量は70mgです。この基準に従いながら摂取量を調整し、必要に応じてさまざまなCBD製品を組み合わせるようにしてください。

どのくらいの頻度でCBDオイルを摂取するべきですか?

摂取量と同じく、1日のうちCBDを摂取する回数はCBDを摂取する理由をはじめとして、様々な要因によって個人差があります。英国食品基準庁によって定められる1日のCBD最大摂取量70mgの範囲内でしたら、どのような頻度で摂取しても問題ありません。

朝と夜どちらにCBDを摂取するべきですか?

繰り返しになりますが、こちらもCBDを服用する理由に依り、人によって異なります。朝にCBDを服用して1日の効果的なスタートを切りたい方もいらっしゃれば、集中的な運動後の筋肉痛の緩和/予防のためにエクササイズ後に摂取される方、そして睡眠の質の向上目的で就寝前に摂取される方もいらっしゃいます。

CBD for sleep

CBDは安全ですか?

ストレスや不安、慢性的な痛みの軽減から睡眠の質の向上など、CBDの健康における様々な利点に関する研究が進んでいます。長期的な使用の効果はまだ研究途中ですが、CBDは毎日服用しても安全であると考えられており、深刻な副作用が報告されることは滅多にありません。

CBDを安全に摂取するためには、認定された成分リストと第三者機関のテストの証拠を提供しているブランドを選ぶことが大切です。既存の病がある場合、または処方薬を服用している場合は、使用する前に医師に相談することが推奨されています。また、妊娠中または授乳中の女性はCBDを摂取をお控えください。

Naturecanを選ぶべき理由は?

Naturecanは、世界30か国以上のネットワークを駆使しながら、安全で高品質のCBD製品を多くのお客様に提供しています。Naturecanのすべての製品には、業界をリードするテクノロジーを使用されている上、製品の品質や安全性、そしてサプライチェーンの透明性を確保するために、第三者機関との厳格なテストを実施しています。またNaturecanではオイル、リキッド、バーム、スキンケアなど、様々な方々のニーズやライフスタイルに合うタイプのCBD製品を取り揃えています。あなたに最適なCBD製品を、ぜひNaturecanのコレクションから探されてみてはいかがですか?

参考文献

  • https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26845349
  • https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2828614
  • https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5877694/
  • https://www.healthline.com/health/how-to-take-cbd