ネイチャーカン ブログ
CBDのスキンケアにおける効果

目次
- はじめに
- エンドカンナビノイドシステム
- CBDと睡眠
- 痛みを眠らせる
- まとめ
1. はじめに
CBD配合のクリーム、バームそしてオイルが次々と世界中の美容業界に登場しています。CBDがもたらす新しい輝きには科学的な裏付けがあるのかどうか検証してみましょう。
2. CBDとは?

スキンケア製品を使用する際、その成分について知ることは非常に重要です。私たちはそれぞれ異なる肌質やトーン、敏感性を持っているからです。CBDはカンナビジオールの略で大麻植物由来のエキスであり、100以上の天然成分のうちの1つです。オイルが抽出されると、全てのテトラヒドロカンナビノール(THC)を除去するためにろ過されます。THCはあなたをいわゆる「ハイ」の状態にする精神活性成分です。これを除去することによって、ユーザーは不必要な副作用を発症することなくCBDのメリットを存分に享受することができます。
一方で、大部分の美容製品に含まれるCBDはヘンプシードオイルに由来しています。ヘンプシードオイルはビタミンとオメガ脂肪酸に富んでおり、単体でも天然のモイスチャライザーとして使用でき、より柔らかい肌へと導く効果があります。ではCBDについて詳しくみていきましょう。
3. 自然の力で治癒する

CBD配合の製品の人気が高まっているのには理由があります。CBDを長期間服用すると、ストレス、不安、不眠などの症状が改善すると言われているからです。実際に、それを裏付ける研究も発表されています。身体への効果において最も優れていると言われているのは、体内のエンドカンナビノイドシステムと連携して、天然の抗炎症剤として作用する能力です。肌質の改善に関する研究によれば、肌を正常なバランスの取れた状態に戻すことで、肌への刺激の軽減に効果があることがわかっています。

CBDは吹き出物や炎症を自然に治すだけでなく、頑固で慢性的な症状にも効果が期待できます。皮膚科学雑誌で発表された研究によれば、CBDが人間の皮膚細胞に届くと乾癬で一般的に見られるケラチノサイト(特定の肌細胞)の過剰生産が抑制されることが明らかになりました²。これは、CBDが、肌の柔らかさや清潔さ、水分維持機能といった肌の質を改善することを意味しています。
炎症を起こす日常の刺激物を除去し、身体の自然な保護能力の再活性化を補助剃ることによって、CBDは肌に必要なTLCをもたらします。CBDクリームやバームを顔や手、足などに塗布することで肌が清潔に保たれ、自然な輝きを放たせてくれます。次はよりダメージを受けた肌への使用のケースについて見てみましょう。
4. 肌の救世主

肌のトラブルといえば、ニキビは多くの人が人生で1度は悩むものです。実際、世界の9%以上の人々がニキビによって悩まされています³。ニキビは、皮膚を自然環境から保護するために生成される皮脂(皮脂腺の油性分泌物)が死細胞や汚れ等と混ざることが原因で発生します。
巨大なパッチが毛穴を塞いだり覆ったりすることで、ニキビになります。過剰な皮脂の生成やホルモンバランスの乱れ、遺伝的要因など防ぎ用のない要因や、食事、ストレス、服用薬などの個人的な要因に至るまで、ニキビの症状の重さの要因は様々です。
最近の研究によると、CBDは前述の抗炎症性が皮脂生成を減らす身体システムと関連しているため、ニキビの治療に役立つ可能性が指摘されています。
ある研究では、CBDオイルは皮脂腺細胞の過剰な皮脂分泌を防ぎ、抗炎症作用を発揮し、炎症性サイトカインのようなニキビの発生を促進する物質の活性化を抑制することが明らかになりました⁴。これは、スキンケア製品に含まれるCBDは、品質によっては、あなたの体のバランスの維持を助けるだけでなく、ニキビのような慢性的なトラブルの改善にも寄与するということを裏付けています。
5. 見た目よりも成分を
どのCBDがより柔らかく清潔で、潤いのある肌の実現に効果があるのかについてはまだ多くの研究が必要ですが、抗炎症当の効果に関する証拠は増え続けています。他のスキンケア商品同様に、うわべだけのフレーズやゴージャスな香りよりも高品質な成分を基に選択してください。もしあなたが本当に良質な製品を探していて、まだCBDバームやオイル、クリームに出会っていないのであれば、今こそ試してみる時です。
参考:ニキビ痕の原因・種類と正しい治療法!キレイに消すには?|ナールスエイジングケアアカデミー
参考:脂性肌に乳液はいらない?ニキビや毛穴への影響・使わない方がいい人の特徴とは?|美容家.com