
2021年 11月 01日 希少なカンナビノイド:CBNとその効果は?
そもそもCBN(カンナビノール)とは何か、気になる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
この記事では、CBNについて紹介すると同時に、期待できるその効能をご紹介しています。
イントロダクション
ヘンプには100種類以上のカンナビノイドが含まれています。最もよく知られているのが、いわゆるハイな状態にさせるTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)と、逆に精神に作用することなく、様々な健康効果を促すCBD(カンナビジオール)。
今回ご紹介するのは、THC とCBD以外のカンナビノイド、CBN(カンナビノール)。CBNとは一体何なのか、そしてどのような効果があるのかを一緒に見ていきましょう。

CBN(カンナビノール)とは?
実はCBNは、精神作用を及ぼすカンナビノイドTHCが酸素、光、そして温度にさらされることで生成されます。このため、CBNは通常、熟成したヘンプに含まれています。
しかし、CBNはTHCが分解されてできたものなので、THCの効力は弱く、依存性やハイになる事はありません。もちろん、日本では違法薬物として登録されておらず、安全かつ安心してCBNの様々な効果を感じていただけます。
CBNはどうして高いの?
CBNはCBDに比べ高値となっているには理由があります。
なぜかというと、CBDやTHCと比べ、ヘンプからとれる割合が非常に少ないカンナビノイドだからです。
ヘンプから取れるCBNの量はヘンプ全体の1%未満とあり、CBG(カンナビゲロール)同様にレアカンナビノイドとしても知られています。


CBNの効果は?
CBNに関する研究は少なく、今後より多くの臨床試験が必要ですが、現在のところ鎮静作用、抗痙攣作用、抗炎症作用、睡眠改善に効果があると考えられています。
またCBNは、他のアントラージュ効果を引き起こすことで、身体への様々な効果をより高めると考えられています。
つまり、CBNが他のカンナビノイドと相互作用する事により、個々のカンナビノイドを摂取するよりも、より高い効果、つまり相乗効果が期待できるのです。
まとめ
カンナビノイドのひとつであるCBNは、THCが酸素、光、そして温度にさらされることで生成されます。また、CBNには鎮静作用、抗痙攣作用、抗炎症作用、睡眠改善がありますが、アントラージュ効果によって更に高い効果を促すと考えられています。
まだまだ未知のCBNオイルですが、今後更なる研究が進むと同時に、精神作用や依存性のない、より健康効果の高いカンナビノイドとして注目される日も近いかもしれません。
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