CBDオイルの摂取量:どのくらいの量を摂取すべき?

CBDオイルの摂取量:どのくらいの量を摂取すべき?

CBDをどれだけ摂取すればいいのか気になる方、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
この記事では、CBDについて紹介すると同時に、あなたに合ったCBD摂取量を見つけるのに役立つ情報をご紹介しています。

CBDとは?

CBD(カンナビジオール)は、大麻に比較的多く含まれる非毒性の化合物で、オイル(CBDオイル)カプセル(CBDカプセル)、エディブル、グミ、 そしてスキンケア製品 など、ヘンプベース製品の主な成分となっています。また、大麻の主な中毒性化合物であるTHC (テトラヒドロカンナビノール)とは異なり、「ハイ」な状態にはならず、中毒性もありません

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オイルは、カンナビオール受容体の複雑なネットワークを介して体内に作用します。この受容体は、特定の酵素と共にエンドカンナビノイドシステム(ECS)を形成します。この膨大な受容体のシステムが刺激されると、エンドカンナビノイドと呼ばれる化学物質の生成を助け、気分、睡眠、食欲などの重要な日常機能の調整に大きな役割を果たしてくれます。

CBDの潜在的なメリットは?

数多くの科学的研究では、CBDは、慢性的な痛み、不安、不眠、炎症など、さまざまな症状の緩和に役立つと考えられています。

では、CBDの潜在的な効果について詳しく見てみましょう。

1. ストレスと不安の軽減

2015年に発表された研究では、CBDはてんかんの治療に大きな可能性を示しています。また、CBDは、動物実験で実質的な抗不安作用(不安を和らげる作用)があることが実証されており、CBDが脳内の受容体や化学物質が相互作用したことが原因であると考えられています。

数少ない臨床試験のうち、ブラジルの精神医学専門誌に掲載された2019年の研究では、57人の男性にCBDオイル(CBD100mg 、300mg 、600mgを含む)、またはプラセボのいずれかを与えた後、人前で話す前にどのような行動をとったかを調べており、結果として300mgのCBDを投与された男性は、不安の症状が最も少なかったと発表しています。この調査では、不安レベルは、血圧や心拍数などの生理的症状を用いて評価され、比較的信頼性の高い気分のテストが実施されました。

2. 炎症と痛みの緩和

主に動物を対象とした多くの研究で、CBDがエンドカンナビノイド受容体の活性に影響を与え、神経伝達物質と相互作用することで、慢性的な痛みや炎症を緩和することが実証されています。

2016年に「European Journal of Pain」に掲載された研究では、CBDクリームをラットの関節に塗ることで、関節の腫れが抑えられたり、手足の姿勢が改善されたりする事が報告されています。また、「Pain」誌に掲載された別の研究では、CBDが変形性関節症のラットの痛みを防ぐかが調査され、その結果、CBDは用量依存的に関節の痛みをブロックし、さらに神経損傷や関節の痛みを予防することが分かっています。

その他、いくつかの臨床試験でも、CBDとTHCの包括的なブレンドが、多発性硬化症や関節炎に伴う痛みや苦痛を軽減するのに非常に効果的であることも発表されています。

3. 気分と睡眠の改善

睡眠障害は、身体的な問題(痛み)、精神的な問題(不安・抑うつ)、環境条件(騒音・明るい光)、さらには一部の薬が原因となることがあります。

CBDと睡眠改善の関連性を調べた研究では、CBDが脳内のGABAやセロトニン受容体と相互作用し、気分を落ち着かせ、睡眠を促進することが明らかになっています。GABAは体内の主要な抑制性神経伝達物質で、脳の過剰な活動を鎮め、リラックスさせる働きがあります。また、セロトニンは、不安感を和らげ、気分を向上させる化学物質であり、どちらもより良い睡眠を促してくれます。

さらに、CBDとメラトニン(睡眠サイクルを調整するホルモン)の組み合わせが、睡眠を大幅に改善するとも考えられています。

CBDの開始用量は?

FDA(米国食品医薬品局)は、CBDの1日の推奨摂取量をまだ発表しておらず、多くの人がどれだけ摂取すれば良いのか分からない状態です。

その為、まず知っておきたい事は、体重、身長、そしてCBDを摂取する理由など、様々な要因により、望ましい摂取量は個人によって異なってくるということです。初めてCBDをお使いになる方には、低用量(例:2mg)から始め、最適な用量が見つかるまで徐々に増やしていくことをお勧めします。

ご自身に最適な方法で1日の摂取量を管理し、必要に応じて様々なCBD製品を組み合わせてください。

CBDオイルの最適摂取量を知る方法

最適な投与量を見つけるためには、最低でも1週間は低用量から始めることをお勧めします。この期間で効果が見られない場合は、望ましい効果が得られるまで、数日ごとに少量ずつ投与量を増やしてみてください。

また、ホームページ上に掲載の CBD摂取量計算機は、あなたのニーズに合った適切な用量を見つけるのにも便利です。

自分に合った最適な量を見つけても、そのうちに耐性ができてしまうこともあるでしょう。そのような場合は、1日に摂取するCBDの回数や時間帯を変えてみるなど、1日の摂取量を少しずつ安全に調整してみてください。

CBDの摂取量が多すぎると思われる場合や、吐き気や頭痛などの有害な副作用が発生した場合は、直ちに摂取量を減らすことをお勧めします。

どのCBD製品が自分に合うか?

自分に合ったCBD摂取量を計算したら、次は自分のニーズに合った製品を探しましょう。

様々な製品が販売されているため、自分に合ったものを見つけるのが難しいと感じるかもしれません。しかし、これらの製品には期待できる効果や、効果が現れるまでのスピードが異なるため、あなたのニーズに合った製品を選びましょう。

CBD製品には、CBDカプセル、CBDオイルドロップ、CBDバーム、CBDエディブル、CBDリキッドなどがあります。これらの人気CBD製品を詳しくご紹介しましょう。

1. CBD カプセル

CBDカプセルは、簡単に摂取でき、摂取量も簡単に管理できるので、CBDを初めて飲む方にはお勧めの商品です。ネイチャーカンのCBDソフトジェルカプセルには、10mgと25mgの2種類の用量があります。CBDカプセルは、効果が出るまでに通常1~2時間かかり、効果は2~8時間持続します。

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2. CBDオイル

CBDオイルドロップ は、他の摂取方法に比べてバイオアベイラビリティが高いため、血中に入るCBDの量を増やすことができます。CBDオイルを摂取するには、数滴を舌の下に置き、約1分間そのままにした後、飲み込んでください。そうすることにより、CBDオイルが口腔粘膜を経由して直接血流に入り、他の方法でCBDを摂取するよりも早く効果を実感することができます。CBDオイルは、通常15~30分以内に作用し始め、その効果は2~8時間持続します。

3. CBDバーム

CBDオイルやCBDカプセルが全身に作用するのに対し、CBDバームなどのスキンケア製品は、関節や筋肉の痛みなど、問題のある部分をターゲットにして、CBDの効果が最も必要な部分に局所的に作用します。

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4. CBDエディブル

CBDスナック、CBDグミ、その他の食用製品は、毎日のCBD摂取を楽しみながら摂れる方法です。人気のあるCBD食用品には、クッキー、ブラウニー、ナッツバター、グミ、チョコレートなどがありますが、特にCBDグミは不安解消の緩和として人気があります。

5. CBDリキッド

CBDリキッドは、CBDを体内に吸収するのに効果的な方法です。舌下投与(経口滴下)や局所投与(スキンクリーム/バルム)よりもバイオアベイラビリティが高いので、CBDがより早く血流に入り、その効果をより早く感じることができます。喫煙者にとってべイプはリスクの少ない代替品として注目されていますが、非喫煙者にべイプはお勧めしません

ネイチャーカンでご提供中の各フレーバーの比較の参考はコチラ

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CBDを摂取すれタイミングは?

摂取のタイミングは、CBDを摂取する理由によって異なります。睡眠のためにCBDを摂取するのであれば、寝る15~30分前にCBDオイルを摂取することをお勧めします。不安解消が目的の場合は、ストレスを感じているときにCBDを摂取して、症状を和らげることができるか試してみてはいかがでしょうか?また、CBDバームは、痛みを和らげたり、激しい運動をした後の筋肉の回復として利用頂けます。

自分に合ったCBDオイル摂取量は?

1日のCBD摂取量を最適化するためには、適切なオイルの強度を選ぶことよりも、1日に摂取するCBDの適切な量(ミリグラム単位)を計算することが重要です。

例えば、下の表を見ると、5%のCBDオイル2滴には、10%のCBDオイル1滴(CBD約4mg)と同じ量のCBDが含まれています。このように、10%のオイルは5%の2倍の強さがありますが、飲む滴数を2倍にするだけで、まったく同じ量のCBDを摂取することができます。

上の表は、指定された用量に達するために、異なるCBD製品を組み合わせる際にも参考になるでしょう。例えば、1日の摂取量が40mgのCBDであれば、10mgのCBDグミを2個(合計20mg)、10%のCBDオイルを3滴(合計12mg)、CBDアルニカクリームを1回(約8mg)摂取することができます。

自分に合った摂取量を知りたい方は、CBDオイル摂取量計算機をご利用ください。

1本のCBDオイルはどのくらい持ちますか?

CBDオイルのボトルがどれくらい持つかを調べるには、ボトルに含まれるCBDの合計ミリグラム数を、1日の摂取量で割ってください。例えば、1日の摂取量が21mgで、10%のCBDオイルを1日5滴(1000mg)摂取した場合、1000を21で割ると48になりますので、1本で48日持つことになります。

CBDの保管方法は?

CBD製品を保管する際には、余分な光や空気、熱から守ることが重要です。そうすることで、CBD製品の品質と効力をできるだけ長く保つことができます。

  • 光:CBD製品は、直射日光や過剰な光を避けて、暗い部屋や食器棚に保管してください。
  • 空気:CBD製品が完全に密封されていることを確認し、使用しないときは、余分な酸素やその他の汚染物質が入らないようにしてください。
  • 熱:CBD製品は、ラジエーターやストーブなどの熱源となりうるものには近づけず、室温以下(20℃前後)で保管してください。

その他、効果的な収納のコツは、

  • 製品は元のパッケージに入れて保管しましょう。例えば、CBDオイルは、余分な光や空気を遮断するために特別にデザインされた、気密性の高い濃い色のガラス瓶に入れて販売されています。
  • 液状やバーム状のCBD製品は、立てて保管してください。
  • CBDオイルを摂取する際には、製品を汚染から守るために、毎回、清潔なスポイトや器具を使用してください。

CBDを摂取しすぎたらどうなる?

2011年に行われたCBDの安全性と副作用に関する調査では、1日あたり最大1,500mgのCBDを摂取しても、身体に害を及ぼすことはないとが報告されており、2017年のフォローアップレビューでも、同様の事が確認されています。

現在、CBDの危険性や毒性を示す用量は分かっていません。しかし、一般的な健康上の問題のほとんどは、ご自身にあった摂取量で対応できるため、これを大幅に超える摂取量では、まれなケースを除いて、大きな効果は得られないと考えられます。

CBDに副作用はありますか?

CBDは天然の化合物であり、その影響は人によって異なります。CBDの摂取による深刻な副作用は報告されていませんが、低用量の摂取から始めて、副作用が出ない場合は徐々に量を増やすことをお勧めします。

世界保健機関(WHO)は、「CBDは一般的に忍容性が高く、安全性プロファイルも良好である……CBDを娯楽的に使用しているという証拠はなく、公衆衛生上の問題もない」と発表しています。

CBDの稀な副作用として、口の渇き、疲れやすさ、食欲の変化などがあります。CBDと一緒に他の薬を服用している場合は、医師に相談して、有害な副作用を引き起こす可能性がないか確認してください。

詳しくは、CBDの潜在的な副作用に関するブログ記事をご覧ください。

結論

CBDには標準的な摂取量はありません。初めてCBDをお使いになる方は、低用量から始めて、効果が実感できるまで徐々に増やしていくことをお勧めします。

CBDの投与量に関して、覚えておくべき重要なことは、「低量から始め、ゆっくりと量を増やしていく」ということです。

参考資料

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